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子どもの鼻水の原因は鼻水の種類でわかる?適切な対処法も教えて!
小さなお子さんをお持ちの方は子どもの鼻水について悩まれている方も少なくないのではないでしょうか。
特に未就学児はマスクの着用もできないため、治ったと思っても数日で同じような症状が出てきてしまうこともあるでしょう。
保育園や幼稚園などに通われている場合はなおさら、何かしらの菌を貰ってくる可能性が高くなります。
筆者も現在3歳の娘がおりますが、年がら年中鼻水を垂らしており、心配な思いをしています。
そこで、本記事では子どもの鼻水の原因や対策、症状への対処法について解説していきます。
子どもの鼻水の原因と症状
子どもの鼻水の主な原因としては風邪や感染症、ハウスダストや花粉などのアレルギー反応、空気の乾燥などが挙げられます。
鼻水の色や特徴によって、考えられる原因も異なります。
次の表にまとめますので参考にしてみてください。
鼻水の色 | 鼻水の特徴 | 考えられる原因 |
---|---|---|
透明な鼻水 | サラサラしていて垂れやすい。 | 初期の風邪、アレルギー性鼻炎など |
白い鼻水 | 粘り気があるが、においはほぼ無い。 | 風邪がピークを迎えている。 |
黄色い鼻水 | 粘り気とにおいがある。 | 風邪、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など |
緑色の鼻水 | 粘り気とにおいがある。 | 風邪、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎など |
赤い鼻水 | 血が混じっている。そのため、血のにおいがする場合もある。 | 鼻血(鼻出血)、異物が入っている、悪性腫瘍など |
茶色い鼻水 | 若干粘り気がある。 | 副鼻腔炎、悪性腫瘍など |
黒い鼻水 | サラサラしている。 | 真菌感染症など |
「透明な鼻水は風邪のひき始め、黄色っぽい鼻水は治りかけている証拠」というのは、どこかで見たり聞いたりしたことのある方も少なくないでしょう。
透明な鼻水は主に体内に侵入した細菌やウイルスを鼻水で外に洗い流そうという反応であり、黄色い鼻水は死んだ細菌やウイルス、それらと戦った白血球によって黄色っぽくなります。
ですから、透明はひき始め、黄色は治りかけと言われるのです。
鼻水の色が褐色系の場合は出血している可能性が高く、粘り気があるときには細菌やウイルス感染、アレルギーの疑いがあります。
また、片方からだけ出るような鼻水や血液の混じった鼻水には注意が必要です。
異物が存在したり、腫瘍や特殊な感染症の可能性もありますので、続くようであれば耳鼻科など専門の医療機関を受診しましょう。
このように鼻水の色や特徴は体調不良や病気のサインになりますので、お子さんに鼻水の症状があるときには、その鼻水の様子を良く観察してみてください。
鼻水によって引き起こされる病気
鼻水がいつまでも続くような場合、放っておくと中耳炎や副鼻腔炎など新たな病気を引き起こすことがあります。
それぞれの要点をまとめます。
中耳炎 | 副鼻腔炎 |
---|---|
・鼻水に含まれる細菌やウイルスが耳と鼻をつなぐ耳管を通じて耳に入り込み引き起こされる。 ・特に子どもの耳管は大人に比べて太くて水平なので、構造上、細菌やウイルスが鼻から耳へ入り込みやすく、中耳炎になりやすい。 ・耳を痛がる、発熱がある、耳だれが出る、聞こえにくい、などの症状があれば中耳炎の可能性あり。 ・放置すると重症化したり難聴になったりするおそれもあるので、すみやかに耳鼻科を受診する必要あり。 |
・鼻腔(鼻の穴)のさらに奥にある顔の中の空洞部分が副鼻腔。 ・その副鼻腔に細菌やウイルスが侵入し、炎症を起こす=副鼻腔炎。 ・主な症状は色の濃い粘ついた鼻水が出る、鼻づまり、頭痛、顔の痛みなど。 ・症状が3ヶ月以上続くと慢性副鼻腔炎とよばれ、症状が長期化、慢性化してしまうことが多い。 ・慢性化すると治りにくくなるため、できるだけ早い治療の開始、完治まで根気強く通院することが大切。 |
子どもの鼻水の対処法は?
子どもの鼻水の症状を見て、疑わしい病気がある程度絞れたとしても、小児科を受診させるのか耳鼻科を受診させるのか迷われる方も多いでしょう。
また、子どもに鼻水の症状がある場合、鼻水を溜めていると細菌やウイルスの温床となり感染症のリスクを高めてしまうこともあります。
加えて、鼻が詰まっていることで口呼吸になりがちなので、さらなる風邪や感染症にかかりやすくなったりもします。
そのため、家庭でもしっかりとケアしてあげることが大切です。
受診する医療機関
透明な鼻水が出ているような初期の段階であれば、小児科でも耳鼻科でもどちらを受診されても特別問題はありません。
高熱や咳などの症状を伴う場合は、事前に医療機関に連絡して相談してみても良いでしょう。
ある程度風邪の症状が治まってきた段階でも、鼻水の症状だけが残っているような場合には、耳鼻咽喉科を受診させることをおすすめします。
小児科でも中耳炎や副鼻腔炎などもある程度の診断や治療は可能ですが、重篤化してしまっている場合などは正しい診断や治療が難しい場合があるので、耳鼻咽喉科を受診した方が良いでしょう。
家庭でのケア
家庭でできるケアは主に次の3つです。
- 鼻吸い器で吸い出す
- 部屋を加湿する
- 鼻をかませる
それぞれご紹介します。
鼻吸い器で吸い出す
昔は鼻吸い器を使わずに親が口で鼻水を吸い出してあげるということもありました。
筆者も幼い頃に母に口で鼻水を吸ってもらった記憶が未だにあります。
これは双方が持っている菌に双方が感染してしまうリスクもあり、衛生的によくありませんので、鼻吸い器を使って吸い出してあげましょう。
粘度が高い鼻水はなかなか出てこないこともありますが、そんなときは蒸しタオルを当ててあげたり、入浴直後など、鼻まわりの血行を良くしてあげると吸いやすくなったりします。
あまり強く吸いすぎると子どもの耳を痛めてしまう場合もあるので注意が必要です。
おすすめの鼻吸い器
鼻吸い器にも管を通して大人が口で吸ってあげるタイプや電動タイプなど、さまざまな鼻吸い器がありどれが良いのかも迷ってしまいますよね。
筆者も様々な鼻吸い器を試してきましたが、たどり着いた鼻吸い器がCHIBOJI(知母時・ちぼじ)です。
口で吸うタイプは筆者的にはとにかく使いづらかった印象がありました。
電動のタイプもアカチャンホンポや西松屋で売っているような3~4,000円程度のもの、10,000円前後の少し高価なものと使ってみましたが、音がうるさかったり、吸引力が弱かったり、なかなかうまく吸えませんでした。(いずれも筆者と妻の個人的な感想であり、使い方が間違っていたのかもしれませんが、、、。)
そしていろいろと探しているうちにCHIBOJIに出会いました。
CHIBOJIはノーズボトルを鼻腔にあて、手でレバーを握るだけというシンプルな使い方ですし、吸引力も強いので、一瞬で大量の鼻水を吸い出してくれます。
娘が1歳-2歳のころは起きている間は嫌がってなかなか鼻水をとらせてもらえず、夫婦で協力して押さえつけて吸い出すか、寝ている間に吸い出していました。
先に試したような口で吸うタイプだとなかなか吸いきれずに、暴れだしてしまったり、気づかれて起きてしまったり・・・
電動のタイプは音でバレてしまったり、何回もやらないと吸いきれなかったり・・・
などと悩まされていましたが、CHIBOJIは一瞬で大量の鼻水を吸い出せて、1回では難しい量の鼻水でも2-3回やればほぼ吸い出せてしまったので、上記のような悩みはほぼ解消されました。
3歳になってからは嫌がることもほぼなくなり、自分でノーズボトルを鼻にあててくれるようにもなり助かっています。
電動のタイプは取扱説明書をよく読んで洗う必要があり、それも筆者には手間でしたが、CHIBOJIはノーズボトルだけ水洗いすればOKで、汚れが気になるときはすべて分解して洗えますし、分解後の組み立てが簡単なのも良かったです。
鼻吸い器は選ぶものによって値段もピンキリですがレビューサイトで上位にあるような電動のタイプだと1~20,000円程度してしまうので、なかなか手軽に試してみるとはいかないですし、もし使い勝手が悪かった時のショックも大きいですよね・・・。
CHIBOJIは3~4,000円程度で購入できるので、金額的にも手を出しやすいので、鼻吸い器でお悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。
筆者は友人の出産祝いにもCHIBOJIを送るくらい、本当におすすめの鼻吸い器です。
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部屋を加湿する
部屋が乾燥していると鼻が詰まりやすくなるので、加湿器などを使って適度な湿度を保ちましょう。
適度な湿度が保たれることで鼻の通りも良くなり、呼吸がラクになります。
鼻をかませる
自分で鼻をかむことができるようになったら、こまめにかませるようにしましょう。
強くかむと鼻や耳の粘膜を痛めてしまうこともあるので、やさしく小刻みにかむのがコツです。
両方ではなく片方ずつかませてください。
ちなみに筆者は最近、娘に鼻をかむ練習もさせています。
ティッシュを鼻にあてて、自分が鼻をかむときのように片方を抑えてあげて、「お鼻フーンってやってみて」というと鼻から息をフーンっとしてくれます。
すこし弱い時は「もう少し強くやってみようか」と伝えると、少し強くフーンしてくれ、ちゃんと鼻をかむことができました。
まだ、上手に鼻を出し切ることはできないため、CHIBOJIも併用していますが、ある程度大人の言葉を理解できるようになったら、鼻をかむ練習もさせてみてはいかがでしょうか。
子どもの鼻水の予防策は?
子どもの鼻水の主な原因は先にご紹介したように、風邪や感染症、ハウスダストや花粉などのアレルギー反応などです。
そのため、予防策としては以下のようなことが挙げられます。
- 手洗い・うがいの徹底
- 咳エチケットの徹底
- 適切な換気
- 適度な清掃
- 免疫力を高める生活習慣
- 予防接種
- 禁煙環境
手洗い・うがいの徹底
子どもに限らず、風邪や感染症の予防にはこまめな手洗い・うがいが最も有効とされています。
子どもにはこまめな手洗いを習慣付けさせることが重要です。
特に外出から帰った後やトイレ使用後、食事前などに手洗いを行いましょう。
咳エチケットの徹底
咳やくしゃみをする際には、ティッシュやハンカチ、袖を使って口と鼻をしっかりと覆うことで他の人への飛沫感染を防ぎます。
子どもにも早いうちから習慣づけさせましょう。
適切な換気
室内を定期的に換気し、空気の循環を促すことでウイルスや細菌の蔓延を防ぐことができます。
適度な清掃
ハウスダストや花粉の対策としても、部屋は適度に清掃して清潔に保っておくことが大切です。
タオルや衣類もこまめに洗濯して清潔に保ちましょう。
免疫力を高める生活習慣
免疫力が低下すると最近やウイルスに感染しやすくなります。
バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心掛けることで子どもの免疫力を高めることができます。
予防接種
予防接種の受けられる風邪や感染症に関しては、予防接種を受けさせておくことで感染リスクを下げたり、重症化を防ぐことができます。
自治体からの予防接種の通知なども見落としの無いように注意しましょう。
禁煙環境
子どもの周囲での喫煙を避けることで、子どもの健康を守ることができます。
動喫煙は子どもの健康に悪影響を及ぼすことがあります。
まとめ
子どもの鼻水はその鼻水の色などの特徴である程度考えられる原因を絞ることができます。
長引いた鼻水を放置していると、中耳炎や副鼻腔炎などを引き起こす場合があるので、耳鼻咽喉科など専門の医療機関を早めに受診させましょう。
子どもの鼻水は家庭でも適切にケアしてあげることも大切です。
家庭でできるケアは主に次の3つです。
- 鼻吸い器で吸い出す
- 部屋を加湿する
- 鼻をかませる
鼻吸い器はいろいろとありますが筆者のおすすめはCHIBOJI(知母時・ちぼじ)です。
子どもの鼻水の予防策としては
- 手洗い・うがいの徹底
- 咳エチケットの徹底
- 適切な換気
- 適度な清掃
- 免疫力を高める生活習慣
- 予防接種
- 禁煙環境
などが挙げられます。
特に手洗いうがいは子どもに限らず、風邪や感染症の予防において最も有効とされています。
子どものうちからこまめな手洗いを習慣付けさせることが重要です。