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【完全版】台風の防災グッズリスト一覧!選ぶ際のポイント6つも紹介
台風被害のニュースを聞くと、自分と家族の安全を守るためにはどんな準備をするべきか、心配になりますよね。
適切な防災グッズを揃えておくことで、台風被害による影響は、大幅に減らせます。
本記事では、具体的な防災グッズとその活用方法を詳しく解説します。
基本的な防災グッズから、台風災害特有の対策グッズまで、選ぶ際のポイントも合わせて紹介するので、あなたの家庭に合わせた具体的な対策を立ててください。
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台風の防災グッズリスト一覧
台風に備える防災グッズとして、次の6点を押さえておきましょう。
- 基本的な防災グッズ
- 台風特有の対策グッズ
- 衛生・清掃用品
- 停電対策グッズ
- 避難時に必要なグッズ
- 感染症対策グッズ
基本的な防災グッズと合わせて、風水害が予想される台風の被害に備えた対策も必要です。
基本的な防災グッズ
まずは、基本的な防災グッズから見ていきましょう。
食料品
食料品の備蓄では、常温保存可能で調理不要な食品を選びましょう。
缶詰、レトルト食品、乾パンなどが適しています。最低3日分を目安に準備し、家族の好みやアレルギー、必要カロリーも考慮します。
定期的に消費期限をチェックし、常に新鮮な状態を保つことを忘れないようにしましよう。
古いものから使用して新しいものと交換する「ローリングストック法」を活用すると、効率的です。
飲料水
飲料水の備蓄では、1人1日3リットルを目安に、最低3日分は確保しましょう。
ペットボトルなら常温保存可能で、未開封なら1年程度保存できます。
食料品同様、定期的に消費期限をチェックし、新鮮な状態を保つことが重要です。
現金
現金を手元に用意しておくことは、あらゆる自然災害に備えるためにも重要です。
停電時にATMやクレジットカードが使えなくなるリスクがあるため、最低1週間分の生活費を現金で準備しましょう。
過去の災害のケースで、電気が復旧するまでの期間は長くて1週間といわれるからです。
小銭の準備があると、思いのほか便利です。
救急箱
災害時は外出が困難で医療機関も利用できない恐れがあるので、救急箱を準備することが大切です。
常備薬、消毒液、絆創膏などの基本的な医療用品に加え、持病のある家族の薬も含める必要があります。
また、定期的に中身を点検し、使用期限切れに注意しましょう。
高温多湿を避けて防水パッケージに入れ、避難時にすぐ持ち出せる場所に保管することをおすすめします。
台風特有の対策グッズ
次に、台風特有の対策グッズです。
雨具
台風時の雨具は、安全確保に不可欠です。
強風に耐えるように骨の本数を増やした丈夫な傘や、防水性の高いレインコートが適しています。
また、防水性のある靴や長靴は、浸水時の怪我や傷口からの感染症予防に役立ちます。
土のう
土のうは、玄関や窓の前に積み上げることで、台風による家屋への浸水を軽減できます。
台風接近前に効果的な設置方法を確認し、十分な数を用意しておくことが大切です。
災害に備えて無料配布している自治体があるため、お住いの地域を調べてみましょう。
その際は、使用後の処分方法も事前に確認してください。
ガラス飛散防止フィルム
強風による飛来物でガラスが割れると、破片が室内に飛び散り、大けがの原因になりかねません。
ガラス飛散防止フィルムは、台風が襲来した時窓ガラスの飛散を防ぎます。
貼る際には、窓の内側にしっかりと密着させ、気泡が入らないように注意しましょう。
事前にフィルムの耐久性を確認してください。
防水シートやブルーシート
防水シートやブルーシートは、屋根や窓、ドアの隙間を覆うことで建物内部への雨水侵入を防ぎます。
災害対策用に仕様するブルーシートは、厚みが十分あるかどうかをチェックしてください。
薄いブルーシートだと、耐久性に欠けて災害時にはあまり役に立たない可能性があります。
「#3000」以上の表記があるブルーシートなら、およそ3キロ以上の耐久性があります。
選ぶ際には、上記の基準を参考にしてください。
衛生・清掃用品
災害時は、衛生・清掃用品の準備も不可欠です。
携帯トイレ
携帯トイレは台風時の断水や避難所生活で、衛生管理や臭気対策、限られた水の節約などの役に立ちます。
衛生的な問題が生じないよう性能の良いものを選びましょう。
また、家族の人数分を用意し、使用方法を事前に確認しておくことも大切です。
排泄物を適切に処理することは、非常時においてとても重要です。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは、身体の清潔維持、食器の簡易洗浄など水が足りないときに役立ちます。
注意点は、水分が多いため長期保存には向かないことです。
定期的な交換が必要で、使用期限にも注意が必要です。フタつきの容器に入れるなど、乾燥を防ぐ工夫をしましょう。
未開封でも、1~2年程度を目安に交換することをおすすめします。
ゴム手袋
ゴム手袋は、浸水した家屋の片付けや、汚染された水に触れる際の感染症予防には欠かせません。
厚手で丈夫なものを選んでおきましょう。
耐久性や耐摩耗性、耐油性、伸縮性などを兼ね備えた 耐切創手袋(防刃手袋)を備えておくと安心です。
また、使用後は適切に洗浄・乾燥させましょう。
ごみ袋
ごみ袋は、緊急時には多用途な使い方ができるので、必ず準備しておきたいグッズのひとつです。
バケツや段ボールに ゴミ袋をかぶせて水を保存する、足にゴミ袋をかぶせて体温を保つなど、あらゆる代用に役立ちます。
できるだけ丈夫な素材のものを選び、サイズや枚数を十分に準備するようにしましょう。
停電対策グッズ
台風が襲来するときに停電するリスクがあるため、対策グッズを用意することをおすすめします。
モバイルバッテリー
台風災害時の停電対策には、モバイルバッテリーがあると安心です。
スマートフォンや携帯ラジオの電源確保に役立つので、電力が回復するまでの間でも、情報収集や連絡手段を維持できます。
複数回の充電にも対応できる容量20,000mAh以上のものが最適です。
バッテリーは、完全に放電させると蓄電能力が低下するので、定期的に充電して過放電を避けるようにしましょう。
ポータブル電源
台風などの大規模災害が起きた場合は、数日間電気が復活しない場合があるため、大容量のポータブル電源があると安心です。
最低でも3日間が電気が止まることを想定して、3人家族の場合なら2,000Wh以上の大容量タイプを選ぶようにしましょう。
スマホの充電はもちろん、コンパクト冷蔵庫ならおよそ120時間、電子レンジなら約96分稼働させられます。
家屋が損傷し適切な温度環境を維持できないときでも、ヒーターや扇風機などの温度調節器具が使用できるため、寒さや暑さから身を守れます。
乾電池
防災グッズのひとつとして、停電時に手軽に電源を確保できる乾電池の備蓄も欠かせません。
備蓄しておく本数は、1週間分を目標に備えておくとよいでしょう。
乾電池が必要なアイテムをリストアップし、電池のタイプごとの必要数を事前に確認しておけば無駄がありません。
マンガン電池よりパワーが強く、長持ちするアルカリ電池であればさらに安心です。
避難時に必要なグッズ
避難する際、安全に避難場所に移動できるように必要なグッズも事前に用意する必要があります。
ヘルメット
ヘルメットは、バイクや自転車用のもので代用するのではなく、防災用のものを用意しましょう。
バイク用は重く視界が制限され、自転車用は衝撃で強度が低下するなど、災害時の使用には適しません。
また、国家検定合格品(労・検ラベルのあるもの)から選ぶことをおすすめします。
選び方に迷ったら、まずはFRP樹脂を検討してください。
耐熱性・耐水性・耐候性があり、災害時のさまざまな状況に対応できます。
防寒具
災害時の避難所は寒く、防寒対策が不十分だと夜に眠れない恐れがあります。
軽量で保温性の高いフリースやダウンジャケット、防水性のあるものを用意しましょう。
また、薄手の重ね着できる衣類も効果的です。
帽子や手袋、靴下まで厚手のものを着装し、熱が逃げる場所をなくすようにして、保温を心がけてください。
着替え
台風などの風水害に備えるには、衣服の着替えも用意しておく必要があります。
濡れた衣服のままで過ごしていると、身体が冷えて低体温症になってしまうおそれがあるからです。
避難所などで衣類の支援が受けられるまで、3日分程度の準備をしておきましょう。
圧縮袋を使用し、コンパクトに収納すると便利です。
感染症対策グッズ
最後に、感染症対策グッズです。
マスク
台風被害時に備えてマスクを備えておくことは、粉塵やホコリを吸わないようにする防災上の観点で大切です。
さらには、避難所や集団生活での感染症予防のためにも重要です。
新型コロナウィルスの流行には必ずしも季節性があるとは言えないので、一年を通して警戒する必要があるからです。
使い捨てマスクを人数分と、予備も用意しましょう。
消毒液
台風被害による浸水や断水時には感染症リスクが高まるため、手指や生活用品の消毒は重要です。
アルコール系や次亜塩素酸系を用意し、用途に応じて使い分けてください。
アルコール系は手指や皮膚に塗布して使用する場合、次亜塩素酸は対象物にかけたり拭き取ったりする場合に適しています。
使用期限を確認し、正しい希釈方法を把握しておくことが重要です。
体温計
マスク同様に、避難所生活や衛生状態の悪化により体調不良のリスクが高まるため、体温計を備えておく必要があります。
自分専用の体温計があれば、混雑しがちな受付時の検温もスムーズに済みます。そして、なにより衛生的です。
古い水銀封入式のアナログ式だと、破損したときに有害な水銀がこぼれ出る恐れがあります。
デジタル式が望ましいので、予備の電池とともに用意しましょう。
防水機能付きのものを選び、いつでも使用できる状態を維持することが重要です。
台風の防災グッズを用意する際のポイント6つ
台風の防災グッズを用意する際のポイントとして、以下の6つに注意しましょう。
- 事前に準備する
- 自然災害の影響を確認する
- 定期的に点検・更新する
- 家族構成に合わせてカスタマイズする
- 使用方法を事前に確認する
- コミュニティとの連携を意識する
これらの点に注意して準備すると、より効果的な防災対策が可能です。
事前に準備する
台風が接近し始めてから準備を始めるのでは、もはや遅すぎます。
多くの人が殺到する状態での買い出しでは、必要な物資が品切れになっているリスクが高まります。
そのため、平常時から計画的に準備することが極めて重要です。
メリットとしては、必要な物資を冷静に選び、十分な量を確保できます。また、定期的な点検や更新もできるので、常に使用可能な状態を維持できます。
余裕をもって準備をして、避難が必要な際にすぐに持ち出せるよう、防災グッズをリュックサックなどにまとめておきましょう。
必要な防災グッズを、あらかじめセットで購入しておけば、準備も簡単に済むためおすすめです。
防災セット | 防災用品 災害対策 ピースアップ (bowsai.net)
自然災害の影響を確認する
自宅や職場周辺で台風による自然災害が起きた場合の影響を、事前に確認しましょう。
事前に把握することで、より的確な防災グッズの選択と準備が可能となり、台風災害への備えが充実します。
まずは地域の地形や河川の位置、過去の被害状況などを調べてみてください。
地域における自然災害の影響を確認するには、ハザードマップの活用が効果的です。
▼ハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/
自治体が公開しているハザードマップを確認し、自宅や職場周辺の浸水予測や土砂災害の危険区域を事前に把握しましょう。
避難経路や避難場所の選定にも役立ち、より具体的な防災準備が整います。
定期的に点検・更新する
台風災害に備えた防災グッズは、定期的な点検と更新が欠かせません。
まず、食料品や飲料水の賞味期限を定期的にチェックし、期限切れ前に新しいものと交換しましょう。
古いものから消費して、その分を買い足すローリングストック法を活用するのがおすすめです。
次に、懐中電灯やラジオなどの電池式機器の電池残量、モバイルバッテリーの充電状態を確認します。経年劣化による蓄電性能の低下がないか確認してください。
最後に、季節に応じた防災グッズを見直します。
防寒やクールダウンなど、気候を考慮したアイテムを追加・交換すると、より充実した防災準備が可能です。
定期的な点検・更新を習慣化して、いざという時に慌てないように準備しましょう。
家族構成に合わせてカスタマイズする
防災グッズを準備する際は、実際の家族構成に合わせたカスタマイズを実施しましょう。
例えば、乳幼児がいる家庭では粉ミルク、哺乳瓶、おむつなどが必須です。高齢者がいる場合は、常備薬や介護用品を用意する必要があります。
ペットを飼っている家庭では、ペットフードや携帯用ケージなども追加します。
また、アレルギーや持病がある家族がいる場合は、特に注意が必要です。必要な薬を十分な量用意し、定期的に使用期限をチェックします。
食物アレルギーがある場合は、アレルゲンを含まない非常食を準備することも大切です。
家族一人ひとりのニーズに合わせてカスタマイズすることで、災害時の不安を軽減し、より安全に過ごせるようになります。
使用方法を事前に確認する
防災グッズの準備で見落とされがちな重要点は、使用方法の事前確認です。
家族全員で防災グッズの使用方法を確認し、実際に練習しておきましょう。
非常食や簡易トイレなどは、実際に試してみて慣れておくと、本番で慌てずに済みます。
また、各グッズの説明書や使用手順を、誰でもすぐに見られる場所に保管しましょう。
防災バッグの外ポケットや、家の中のわかりやすい場所に掲示するなどの工夫が有効です。
緊急時ではどこにしまい込んだかわからなくなることもあるので、視覚的な手引きがあると安心です。
日頃から使用方法に慣れておくことにより、防災グッズを最大限に活用できます。
コミュニティとの連携を意識する
防災グッズを用意すると共に、コミュニティと連携することも重要です。
日頃から、近隣住民との情報共有や、助け合いができる関係を構築しましょう。
緊急連絡網を作成し、平常時からお互いの安全状況やニーズを把握しておくことで、いざという時の助け合いが可能です。
また、地域の防災訓練に積極的に参加し、必要なスキルや知識を習得することも大切です。
日頃の訓練で、消火器の使用方法や応急処置の技術だけでなく、地域の避難所や危険箇所についても学べます。
コミュニティと連携した防災準備は、個人の備えを地域全体の強さへと変える、重要な要素です。
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いずれも防災士と被災者が共同考案した実用的な防災セットです。
基本的な内容から、被災後の生活も想定した高度なセットまで、幅広い選択肢があります。
そのため、誰でも簡単に自分に合った防災グッズを準備できます。
まとめ:台風の防災グッズは事前に用意しよう
本記事では、台風の防災グッズリストと選ぶ際のポイントをご紹介しました。
台風災害に備えた防災グッズの準備は、大切な生命と安全を守るために不可欠です。
基本的なグッズから台風特有の対策品まで、幅広く用意しておくと安心です。
また、定期的な点検や更新、家族構成に合わせたカスタマイズ、使用方法の事前確認など、日頃からの意識がいざという時に災害からあなたを守ってくれます。
専門家の知見も活用し、より効果的な防災対策を整えてください。
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