【家庭でできる停電対策は?】停電の原因やおすすめグッズを紹介

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停電は地震や台風などの災害だけでなく、さまざまな原因によって発生します。地域や季節要因問わずいつでもどこでもに起きるため、常時対策が必要です。

一時的な停電であれば大きな支障はありませんが、長期に及んでしまうと非常に不便な生活を強いられてしまうでしょう。

そこで本記事では、家庭内でできる停電対策を5つお伝えしていきます。停電が発生する理由や電力確保グッズなどもあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読めば、今すぐにできる停電対策が分かるため、すぐに実践できるでしょう。

なお、急な停電に備えて、ポータブル電源を用意しておくことは大切です。Jackery社であれば最短翌日発送&30日間の返品保証が付いています!

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目次

家庭内でできる停電時の対策6選

自宅で停電が起きたときに下記の対策をしておけば、万が一のときも安心できます。

  • バッテリーや発電機を活用する
  • 冷蔵庫の準備を徹底する
  • 防災グッズを用意する
  • 断水に備えて水を用意する
  • 懐中電灯を準備する
  • ラジオを購入する

重要な順番でお伝えするため、それぞれ見ておきましょう。1人暮らしであっても内容は同一です。

バッテリーや発電機を活用する

停電対策で最も大切なのが、バッテリーや発電機などを準備することです。停電が万が一起きても、ある程度電気が使用できる状態をつくるのが重要です。

当然ながら、私たちの生活に電気は欠かせません。パソコンやスマホ、エアコン、冷蔵庫だけでなく、ガスを使った暖房器具も電気が不可欠です。

電気が使えないと、

  • 冷蔵庫の食品が腐ってしまう
  • 冷暖房機器が利用できずに快適な温度調整ができない
  • パソコンやスマホを使って連絡や情報収集ができない

といった数々のデメリットが発生します。

しかし、停電が起きてもバッテリーや発電機があれば、復旧するまでの間は耐えられる可能性が高いです。スマホを使って連絡を取ったり、避難情報を掴んだりできますし、冬場にエアコンやヒーターを使って暖を取れます。

そのため、電気のストックを用意しておけば停電のときも安心して過ごせます。スペックによりますが、持ち運びできるタイプであれば3万円から購入可能です。

冷蔵庫の準備を徹底する

2番目は、冷蔵庫の準備です。

停電に備えて、以下のような準備をする必要があります。

  • ごはんやペットボトルの水やお茶を凍らせておく
  • 冷蔵庫に入れる食材は7割くらいに目安にする
  • 冷凍庫はきっちり詰め込んで収納する

ごはんやペットボトルの水やお茶を凍らせておく

停電が起きても冷蔵庫はすぐに常温に戻るわけではありません。保冷期間は一般的に2時間~3時間のため、一次的な停電であれば問題はないでしょう。

しかし、大規模な停電になり数日間電気が使えない可能性があります。そのようなときは、保冷剤や冷凍食品を冷蔵庫の一番上に入れましょう。

冷気は上から下に降りる性質があるため、冷蔵庫内の温度上昇を防げるからです。そのため、ごはんやペットボトルを普段から凍らせておくと、万が一のときに活用できるわけです。

冷蔵庫に入れる食材は7割くらいに目安にする

冷蔵庫のエリアには食材は入れすぎないように注意しましょう。目安は7割くらいです。詰め込みすぎてしまうと、冷気が循環しなくなってしまいます。

冷気の吹出口や吸込口も、食材でふさがないようにしてください。

普段から買い物の頻度が多いと、冷蔵庫に食材を詰めてしまいがちですが、入れすぎないように気をつけるだけで電気代も節約できます。

自宅の冷蔵庫を一度確認すると良いでしょう。

冷凍庫はきっちり詰め込んで収納する

一方冷凍庫エリアは、きっちり詰め込んだほうがおすすめです。その理由は、凍った食材同士がお互いを冷やし合うため、冷凍効率が高まるからです。

100円ショップなどで販売されている収納グッズを活用するだけで上手く整理できるようになります。

停電が起きたときに、保冷材の役割も果たすため、数多くあって問題ありません。

防災グッズを用意する

そして、3番目は防災グッズの用意です。

長期的な停電が起きたときに、何日間も生活をするのは容易ではありません。自治体から指示があれば、避難する必要も出てきます。

そのときに、防災グッズが一式欠かせません。防災グッズにはいろいろな種類がありますが、スマホバッテリーや懐中電灯、ラジオは必須品です。

なぜなら、災害時には何よりも情報が大切になるからです。特にスマホは電話やチャットで連絡を取れるため、万が一救助を求める状況になったときに役立ちます。

ほかには以下のようなグッズも用意しておきましょう。

グッズ 説明
防寒着 特に冬場は冷え込むため、厚手の上着を用意しましょう。
ボディーシート シャワーやお風呂に入れない場合もあります。夏場は汗をかきやすいため、清潔感を保ちましょう。
使い捨てカイロ 手元を温めてくれる冬場の必須品です。
調理不要の食べ物 レトルト品や缶詰、お菓子などがあると、空腹のときにお腹を満たせます。
小銭 クレジットカードやICカード類が使えない場合があります。

しかし、荷物が多いと移動しにくくなるため、必要最低限で問題ありません。

断水に備えて水を用意する

4番目は水の蓄えです。

基本的に停電が起きても水道が止まるリスクはありません。

しかし、地域の浄水場が機能しなくなると使えなくなる可能性があります。受水槽やポンプ圧などを使って水をくみ上げている物件の場合、電気が動いているため、停電すると水が出なくなります。

そのため、停電に備えて水を用意する必要があるわけです。上記設備に該当する場合、台風や地震などの前兆があったら、浴槽に水を貯めるようにしましょう。

何の前触れもなく、停電してもすぐに水を貯めてください。ここで少しでも水を貯められれば、トイレや洗濯、身体を洗うのに使えます。

懐中電灯を準備する

5番目は懐中電灯の準備です。

停電が起きたときに使うものとして、真っ先に思いつくのが懐中電灯ではないでしょうか。しかし、現在はスマホで明かりを灯せるため、懐中電灯の利用頻度は多くはありません。

とはいえ、電池で明かりを付けられる懐中電灯は停電時に役立ちます。スマホの電源もいつまで持つか分からないからです。

また、懐中電灯の電源は以前は白熱電球でしたが、現在はLEDが主流です。そのため、寿命も40倍近く長いため、長期にわたって利用できます。

バッテリーや発電機を活用してスマホを充電するよりも、懐中電灯のほうが長く活用できる可能性が高まります。

ラジオを購入する

最後、6番目はラジオ購入です。

懐中電灯同様に、停電時のアイテムとして認識している方が多いでしょう。こちらもスマホに取って代わるため、現在停電時のアイテムとして、活躍する場面は多くありません。

しかし、ソーラー充電や手回し充電ができるタイプであれば、電気を供給できなくても使い続けられます。

停電が長期になっても、安心して利用できるアイテムですね。

停電が発生する6つの原因

停電が発生する原因は、主に次の6つです。

  • 電気の使い過ぎるため
  • 計画停電のため
  • 系統崩壊や全系崩壊のため
  • 台風や雪などの自然災害のため
  • 人的災害のため
  • 鳥やヘビなどの影響のため

順番にご説明します。

電気の使い過ぎるため

停電する多くの理由は、電気を使い過ぎるからです。ドライヤーや乾燥機を使用するときにブレーカーが落ちてしまった経験はないだろうか。

それは同時に使用した電気の総量が、自宅で契約しているアンペア数を超えてしまったからです。

たとえば、30A(アンペア)で契約している場合で考えてみてください。

【主な家電製品のアンペア数】
・テレビ2A
・洗濯乾燥機15A
・電子レンジ12A
・エアコン12A
・浴室乾燥機15A
・電気ポット13A
・掃除機10A
・ドライヤー12A

テレビを見ながら、洗濯乾燥機と電子レンジを使っても合計で29A。30Aには達しないため、停電はしません。

しかし、この状態でドライヤーを使ってしまうと合計41Aとなるため、停電してしまいます。あくまで、同時に使用する電気の容量です。時間差でズレていれば、問題ありません。

アンペア変更工事を実施すれば、40Aや50Aなどに変更できます。ブレーカーを変更するだけのため、1時間くらい工事に立ち合えば完了です。

工事費がかかるかどうかは、電力会社によるので事前に確認しましょう。

計画停電のため

計画停電とは、電気の供給が追いつかなくなるといった理由で、意図的に停電を実施することです。電力会社や各自治体で発令されるのが一般的で、基本的には2時間や3時間くらいで終了します。

一部の地域を計画的に停電させて、大規模な停電を防止するのが目的です。地震や台風などが発生するときに実施する場合があります。

系統崩壊や全系崩壊のため

電気の需要が供給を上回ってしまうと停電が起きます。これを系統崩壊と言います。

系統崩壊が起きると、一部の地域で計画停電を実施して、需要と供給のバランスを取りますが、さらに需要がひっぱくすると全系崩壊に至ります。

この段階まで来たら、要注意です。全発電機が送電系統から切り離されてしまい、広域にわたって大停電が起きてしまいます。

完全に復旧するまでに1週間近くかかるため、日常生活を取り戻すには時間がかかるでしょう。

台風や雪などの自然災害のため

台風や地震、大雪、落雷といった自然災害が原因で、電柱が倒れたり電線が切れたりする場合があります。そのようなときに停電が発生するため、近づかないように気をつけましょう。

もし見つけたら、地域の電力会社に電話してください(新電力に切り替えている場合であっても、地域電力で問題ありません)。

記憶に新しいのは、2019年(令和元年)に起きた台風第15号です。台風で木々が倒れてしまい、電柱の倒壊が至るところで発生しました。

結果として、千葉県内で約64万世帯の停電が発生しました。復旧まで要した期間は、なんと2週間近くです。

人的災害のため

自動車やバイクが電柱や路上機器などの設備に衝突し損傷すると、停電が発生する場合があります。

作業中のクレーン車が高圧線に接触してしまい、漏電することもあります。悪意がないにしろ、このような事故で停電が起きてしまうのです。

鳥やヘビなどの影響のため

鳥やヘビが原因で停電が起きる場合があります。

過去に以下のような事例がありました。

  • カラスが電柱に巣をつくり、針金などが電線に接触し停電が発生
  • 変電所の構内にヘビが侵入し、電気設備に接触。機械が異常を感知して電気遮断

たまにこのようなニュースが流れますね。1,000軒近くの家庭に影響を及ぼす場合もあるため、軽視できません。

過去に長期停電が起きた事例について

このように停電はあらゆる原因で起きます。一時的な停電になれば、生活に支障をきたさないでしょう。

しかし、国内では大規模停電が過去発生しています。ここでは2018年から2019年に日本国内で起きた事例を2つご紹介していきます 。

  • 令和元年房総半島台風(15号)
  • 平成30年台風第21号(2018年9月)

詳細は以下の通りです。

令和元年房総半島台風(15号)

先ほどお伝えした台風が原因で起きた停電です。千葉県を中心に2週間以上も約93万世帯が停電していたと言われています。

「2週間も電気が使えずに生活していたなんて、昔のこと?」と思うかもしれませんが、令和元年に発生しています。

自然災害によって、私たちの生活は簡単に壊されてしまうでしょう。

▼停電戸数の推移

出典:内閣府 令和元年台風第15号に係る被害状況等について 速報資料

上記図は内閣府が提供した、停電推移です。4日で8割は復旧できましたが、完全復旧までに2週間以上かかっています。

平成30年台風第21号(2018年9月)

4年以上前に関西地方で発生した台風です。2週間にわたって約240万世帯が停電しました。特に風が強く、電柱が1,000本以上倒壊するほか、倒木の影響もあり山間部の復旧に時間がかかったのです。

最長で2週間電気が使えない生活を強いられる生活を考えたことはありますでしょうか。このような状況はいつでも起こりえると考えて、対策をしなければなりませんね。

ポータブル電源が停電時におすすめできる3つの理由

停電対策で大切なのが「バッテリーや発電機を活用すること」だとお伝えしました。しかし、バッテリーや発電機はいろいろな種類があり、コスト面もピンキリです。

一般家庭で利用するのは難しいのでは?と思っている方も多いかもしれません。そのような方におすすめできるのが、ポータブル電源です。

ポータブル電源とは、AC電源が搭載されたモバイルバッテリーの大容量版のことです。おすすめできる理由は下記の3つとなります。

  • 持ち運びができるから
  • 1,000Wh以上のスペックも取り扱っているから
  • 音が静かだから

それぞれ確認していきましょう。

持ち運びができるから

ポータブル電源の最大のメリットは持ち運びがしやすい重さです。小型であれば3キロ程度のため、女性であっても無理なく持てるでしょう。

同じく電源を確保できる製品として「発電機」がありますが、エンジンを搭載しているため、最低でも10キロはあります。

特に避難が必要なときに重い荷物は、持ち歩きたくないものです。ポータブル電源であれば、比較的軽量のため、持ち運びが苦になりません。

1,000Wh以上のスペックも取り扱っているから

ポータブル電源を利用する理由として、容量が1,000Wh以上のスペックも用意している点があります。出力も1,000Wを超えるタイプもあり、幅広い家電製品で利用可能です。

持ち運びのしやすさで言うと、モバイルバッテリーのほうが軽いため優位性がありますが、あくまでスマホやタブレット向けの充電機器に過ぎません。

停電時には十分に使えないでしょう。

音が静かだから

ポータブル電源は構造上、充電・給電する際に大きな音が出る心配がありません。万が一、避難先の共有スペースで利用する場合も安心できます。

一方発電機は、騒音が70〜75dbとかなり大きく騒音を発します、セミの鳴き声に相当するため、室内での利用には向きません。

停電対策でよくある質問集

最後に、停電対策でよくある質問をまとめました。

停電対策の食料は?おすすめの非常食を教えてください。

日常的な食事を中心に、備蓄食品や非常食を取り入れるのが基本です。インスタント食品やパスタ類、カップ麺、野菜ジュース、果物のジュース、缶詰などを飽きないように食べていきましょう。アルファ米やカンパンは冷蔵する必要がなく、長期保存ができるためおすすめです。

停電時のトイレはどうする?

一般的な水洗トイレであれば、停電時も利用可能です。電気を使っていないため、停電が起きたとしても水は流れます。

ただし、電力を使うタイプもあるため、事前に確認してください。

停電時はコンセントを抜いた方がいい?

停電が長引くようであれば、ブレーカーを落としたうえでコンセントを抜くほうがいいでしょう。通電が再開したときに火災が発生する可能性があるからです。

通電火災と言って、再度通電したときに起きてしまう火災のことです。

電気ストーブが倒れている状態で通電してしまうとソファーなどに着火したり、コードが損傷していると火花が散って引火したりする場合があります。

いずれも危険な事故になりかねません。

長期停電になったときにどのような対策が有効?

各自治体の案内に従って、行動することです。すぐに避難できるように「家庭内でできる停電時の対策6選」を実施しておく必要があります。

まとめ:停電に備えて準備することが大切

停電対策について、重要な順からお伝えしました。電力確保が最も大切なため、簡単に利用できるバッテリが必要です。

いくつか種類はありますが、ポータブル電源はモバイルバッテリーの上位互換になるため、利用しやすいです。

スマホやタブレットだけでなく家電製品も給電できますし、持ち運びもしやすい形状になっています。万が一に備えて、準備してみてはいかがでしょうか。

Jackery社では、さまざまな容量や出力のポータブル電源を取り扱っています。容量240Wh~2,160Whまで選べます。

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この記事を書いた人

幼少期に親族が水災に巻き込まれた経験があります。その出来事が私の人生に大きな影響を与え、環境保護へのきっかけとなりました。
このような経験を通じて、被災者やその家族に寄り添いながら、水災の現状や対策について専門的な記事を執筆しています!

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