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iPhoneが浸水・水没した際の修理方法|対処方法やおすすめの修理先
災害時の浸水は、家屋や財産に甚大な被害を与えるだけでなく、私たちの手元にあるスマホも流される危険性があります。
このような緊急時にスマホが手元から離れると、重要な情報源や連絡手段を一瞬で失うことを意味します。
そして、後にスマホが見つかっても、どのように対処すべきかがすぐには分からない方が多いでしょう。
結論から言うと、スマホの修理業者にすぐにご相談ください。自分では対応しきれないため、プロに依頼しましょう。
そこで本記事では、iPhoneが浸水や水没で故障した際の対処方法や修理に出す前にするべきことを詳しく解説します。
iPhoneの防水機能についても触れるので、ぜひ最後までお読みください。
なお、修理業者は安さと速さを両立した「iPhone修理 アイサポ」がおすすめです。オフラインとオンラインに対応しています。
【結論】iPhoneが浸水・水没した時は真っ先に修理に出す
iPhoneが浸水・水没した場合は、迅速に専門の修理サービスに依頼しましょう。
なぜなら、デバイスの内部に侵入した水分を適切に除去し、内部損傷を診断するための専門知識とツールが必要だからです。
自己流での対処は、水分が内部に残り、電子部品に腐食やショートを引き起こし、デバイスを復旧不可能な状態に陥らせる恐れがあります。
さらに、不適切な扱いが内部パーツを過熱させ、故障を悪化させる場合も珍しくありません。
専門家に修理してもらうと、デバイスが再び正常に機能する可能性を最大限に高めることが可能です。
専門の修理業者は、適切な診断ツールと技術を使用して、水没したiPhoneを正確に診断し、必要な修理や部品交換を実施します。
このプロセスは、自己修理の試みが長期的に端末やデータを損なうリスクを避けるためにも、特に重要です。
【おすすめ4選】iPhoneが浸水・水没した時の修理先
iPhoneが浸水・水没して、水に濡れてしまった場合、迅速かつ信頼できる修理サービスを選ぶことが重要です。ここでは、信頼性高くおすすめの修理先を紹介します。
- Apple Store(アップル直営店)
- Apple正規サービスプロバイダー
- iPhone修理 アイサポ
- iPhone修理ダイワテレコム
それぞれ見ていきましょう。
Apple Store(アップル直営店)
Apple製品を修理するときに、Apple Storeは信頼性と品質の面で最上位に位置します。
各店舗には、Appleの専門的な訓練を受けた技術者が在籍しているため、あらゆるiPhoneの問題に対処可能です。
修理には純正パーツが使用されるため、デバイスは修理後も信頼性の高い性能を維持します。
AppleCare+に加入している場合、修理費用はリーズナブル。例えば、水没による本体交換は一律12,900円(税込)です。
ただし、修理完了までには5営業日程度はかかり、すぐに受け取りができません。
修理をスムーズに進めるため、Apple Storeを訪れる前にはオンラインでの事前予約をお勧めします。
Apple正規サービスプロバイダー
Apple正規サービスプロバイダーは、Appleから公式に認定された修理業者です。
Appleの厳しい品質基準とサービス要件を満たしており、Apple純正部品のみを使用してiPhoneを修理します。
Apple正規サービスプロバイダーとして有名なのが、カメラのキタムラやビックカメラです。
全国に店舗があり、アップル直営店にアクセスしにくい地域に住んでいる場合や、直営店が混雑している場合に、利用しやすいのではないでしょうか。
正規サービスプロバイダーでは、保証対象の修理だけでなく、保証期間外の修理も扱っています。
修理後のデバイスは、Appleと同じ診断ツールとプロセスを用いるため、品質と安心が保証されるため、安心です。
さらに、事前予約や修理状況の確認といった顧客サービスが充実しており、ユーザーに安心感を提供します。
iPhone修理 アイサポ
iPhone修理の際に迅速かつ信頼性の高いサービスを求めるなら「iPhone修理 アイサポ」がおすすめです。総務省に登録されているこの修理業者は、これまでに100万台以上のiPhoneの修理実績があります。
特に注目すべきは、最短30分、原則として60分での迅速な修理対応能力です。全国に300店舗を展開しており、アクセスがしやすくなっています。空きがあれば、当日予約も可能です。
近くに店舗がなくても、宅配修理にも対応。送料や手数料はかからず、最短3日で修理ができます。
また、安さも兼ね備えていて、メーカー修理よりも70%近く安価です。水没・浸水の修理であれば、4,980円〜となっています。
部品単位での修理を行うため、大切なデータをそのまま保持した状態でデバイスを修理できる点も大きなメリットです。写真や連絡先など、個人的な情報を安全に守りながら、故障した部品のみを交換します。
公式サイトではWeb予約をすると修理代を100円引きにできるため、チェックしてください!
iPhone修理ダイワテレコム
iPhone修理ダイワテレコムは、信頼と実績を兼ね備えた総務省登録の修理業者です。
全国に広がる50店舗のネットワークを持ち、予約せずに直接店舗を訪れても対応しています。iPhoneが予期しないタイミングで故障しても、安心できますね。
また、iPhone修理ダイワテレコムは社団法人スマートフォンリペア協会の会員です。
業界の品質基準に準拠した修理サービスを提供し、同社の修理サービスが一定の品質と信頼性を保っていることを意味します。
オンラインでの郵送修理サービスも提供しており、全国どこからでもアクセスが可能です。
最短2日で修理が完了し、端末を迅速に受け取れるため、時間を有効に使いたい方に向いています。
水没修理の料金は、通常8,800円からのリーズナブルな価格設定です。この価格帯で高品質な修理サービスを受けられることは、多くのユーザーにとって魅力的と言えます。
→iPhone修理ダイワテレコムの公式サイト
iPhoneの防水機能はどこまで対応している?
iPhone 7以降のモデルは防水・防塵機能を備えています。
例えば、iPhone 7はIP67等級で、水深1mで最大30分間耐えられます。日常生活における偶発的な水濡れに対応することが可能です。
しかし、完全防水ではありません。使用状況や時間の経過により防水性能が劣化する場合があります。
特に、積極的に水中で使用したり、水没させたりすることは推奨されません。
防塵防水規格「IP67」「IP68」とは?
「IP67」と「IP68」は、電子機器の防塵と防水性能を示す規格です。
“IP”の後に続く2つの数字はそれぞれ、防塵性能と防水性能のレベルを表します。1桁目が防塵性能で、2桁目が防水性能です。
もし防塵または防水のどちらかの評価だけが与えられる場合、「X」が使用されて、評価されていない性能を省略します。
例えば、「IPX8」という規格は、防水性能に関して最高レベルの「8」を持つことを示し、防塵性能は評価されていません。
一方で「IP7X」は、防塵性能に関して最高レベルに近い「7」を持ち、防水性能については評価されていません。
特に、iPhone 13シリーズが持つ「IP68」規格では、防塵性能が「6」と高レベルであり、防水性能は最高レベルの「8」です。
iPhone 11シリーズ以降の「IP68」は最高水準の防塵・防水性能を有しているため、高性能と言えます。
性能レベルごとの防水性能
電子機器の防水性能は、IP規格において1から8までのレベルで評価されます。このレベルは、機器がどれだけの水の浸透に耐えられるかを示しており、数字が大きいほど高い防水性を意味します。
各レベルの内容を以下にまとめました。
レベル | 内容 |
---|---|
レベル0 | 水に対する保護はされていない |
レベル1 | 垂直落下する水滴に保護される |
レベル2 | 15度の角度から落下する水滴に保護される |
レベル3 | 60度の角度からの噴霧水に保護される |
レベル4 | あらゆる方向からの噴霧水に保護される |
レベル5 | あらゆる方向からの水流に保護される |
レベル6 | 強い水流に保護される |
レベル7 | 水深1Mで最大30分間、保護される |
レベル8 | 水面下で使用できる |
レベル8が最高の防水性能を示し、デバイスはより厳しい水中条件下での使用に耐えられます。
しかし、これらのレベルはあくまで製品の設計基準です。実際の使用状況やデバイスの劣化によって防水性能が低下する場合があります。
そのため、特に高いレベルの防水性能を持つデバイスでも、メーカーの指示に従い適切に使用しましょう。
iPhoneが浸水・水没した直後の対処法
iPhoneが浸水・水没した際は、以下を実施することが推奨されます。
- 電源を切る
- アクセサリーやカバーを外す
- タオルで拭き取る
- 放置して乾燥させる
- SIMカードを抜く
- 修理に出す
プロフェッショナルな修理サービスに依頼する前に、上記の対処をするだけで回復できる可能性が上がります。
1.電源を切る
最初に、iPhoneがまだ電源が入っている場合はすぐにオフにしてください。電源が入ったままだと、内部でショートを起こすリスクがあります。
「サイドボタン」と「音量ボタン」を同時で長押しすると、電源アイコンが表示されるので、電源オフにスライドすればOKです。
2.アクセサリーやカバーを外す
次に、iPhoneに装着されているケースやカバー、付属のアクセサリーを全て取り外しましょう。
水分がデバイスの内部に侵入するのを防ぎつつ、効率的に乾燥しやすくなります。
さらに、修理に出す際にも、これらのアクセサリーやカバーを取り外すことが一般的です。
3.タオルで拭き取る
柔らかい布やタオルを使用して、iPhoneの表面の水分を優しく拭き取ります。ケースやアクセサリーもしっかりと拭きましょう。
この際、内部に水分が入らないように、iPhoneを強く振ってはいけません。
4.放置して乾燥させる
iPhone本体を拭いたら、自然な環境下で乾燥させてください。
早く乾燥させるために、扇風機や送風機を活用しても問題ありませんが、直射日光やヒーターは使用してはいけません。
その理由は、iPhoneに損害を与える恐れがあるからです。
デバイスの内部の水分を効果的に蒸発させるため、通気性の良い場所で静かに置くことを推奨します。
5.SIMカードを抜く
iPhoneが十分に乾燥したら、SIMカードトレイを慎重に開けてSIMカードを取り出しましょう。
SIMカードには登録者の情報が含まれていて、もしiPhoneが修理不能な状態になっても、新しいデバイスに個人情報と連絡先を簡単に移行できます。
SIMトレイにはパッキンが付いており、液体の侵入を防ぐことが役割です。
そのため、iPhoneが完全に乾燥する前にSIMトレイを開けてしまうと、水やほかの液体が内部に侵入してしまいます。
この作業を実施することで、SIMカードは保護されるだけでなく、iPhone内部に空気が流れるようになり、内部も乾燥しやすくなります。
6.修理に出す
応急措置を施した後、たとえiPhoneが一見正常に機能しても、専門の修理業者に診断を依頼してください。
浸水や水没が原因で内部に微細な損傷が発生している恐れがあり、内部の腐食が徐々に進行する場合があります。
このような損傷は、応急措置では対処できず、数日や数週間後に予期せぬ故障を引き起こすケースも珍しくありません。
専門業者による診断では、外観上では見えない内部の問題を特定し、適切な対処を実施できます。
将来的な不具合を防ぎ、デバイスの寿命を延ばすことが可能です。
iPhoneが浸水・水没した時の禁止事項
iPhoneが浸水・水没した時は、以下の行為はNGです。
- 電源を入れる
- ドライヤーで乾かす
- 充電する
- 本体を振る
いずれもiPhone本体を故障させる原因です。詳しく説明します。
電源を入れる
浸水したiPhoneの電源を入れる行為は、非常に危険です。
水分が内部に残っている状態でデバイスに電力を供給すると、内部でショートしてしまい、修復不能な損傷を引き起こすリスクが高まります。
また、電子回路部分に水分が接触すると、そのイオンが酸化を促進し、サビが発生しやすくなります。
結果として、デバイスの機能不全につながるわけです。
そのため、浸水後にiPhoneの電源を入れようとすることは避け、専門の修理サービスに相談しましょう。
ドライヤーで乾かす
ドライヤーを使用してiPhoneを乾燥させる試みは、デバイスにさらなるリスクをもたらします。
特に、高温の風がiPhone内部の基盤に直接当たることで、水分と熱の両方が基盤に損傷を与えるリスクが高いです。
熱による損傷は、電子部品や回路の劣化を加速させ、結果としてiPhoneの寿命を著しく短くします。
そのため、iPhoneが浸水・水没した場合は、自然な方法での乾燥を心がけ、ドライヤーの使用は避けるべきです。
充電する
iPhoneが浸水した後、すぐに充電しようとしてはいけません。
浸水した状態で電源ケーブルを接続すると、水分と電気が接触してショートサーキットが発生する場合があります。
デバイス内部で過剰な熱を生じさせ、最悪の場合は火災を引き起こすリスクもあり、危険です。
さらに、水分が完全に乾燥していない状態で充電を試みると、電子部品や回路に対する内部の損傷が進行し、修復が困難になるケースがあります。
本体を振る
iPhoneが水に濡れた際に、本体を振って水を排出しようとする方がいますが、避けるべき行動です。
本体を振ることで、一見水が排出されるように見えるかもしれません。
しかし、実際には水分をiPhoneのさらに深い内部に押し込むことになります。敏感な内部のパーツトを損傷し、修理がより複雑かつ高価になる原因です。
さらに、デバイスを激しく振ると物理的な衝撃を与え、電子部品は正常に機能しなくなるリスクがあります。
iPhoneの浸水・水没に備えてやるべきこと
iPhoneが浸水・水没するリスクに備えて、日頃から以下の3つの対策を講じることをおすすめします。
- 定期的なバックアップ
- 防水ケースの活用
- 保険や保証プランに加入
万が一の時に大切なデータを守り、損害を最小限に抑えることが可能です。
定期的なバックアップ
最も重要な対策が、定期的なデータバックアップです。
iCloudやiTunesを利用して、連絡先や写真、ドキュメントなどの貴重なデータを定期的に保存します。
バックアップしていればiPhoneが浸水や水没しても、データを失うリスクを軽減できます。
仮に本体が故障して復旧しなくても、新しい端末にデータを復元して元通りに戻すことが可能です。
特に、iCloudを利用すれば自動でバックアップが取れるため、常に最新のデータが保護されている状態を維持できます。
防水ケースの活用
日常生活での水没リスクを減らすために、防水ケースの使用を検討してください。
多くの防水ケースは国際防水規格に準拠しており、ケース内に水が侵入するのを確実に防ぎます。
浸水でなくても、水辺での使用が多い場合やマリンスポーツをする場合は、このようなケースは効果的な手段です。
首からかけられるポーチ型やケースからもスマホ操作ができるタイプなど、さまざまな種類の防水ケースがあります。
ニーズに合った最適なタイプを選びましょう。
保険や保証プランに加入
iPhoneを長期間安心して使用するために、保険や保証プランに加入することは重要です。
特にAppleCare+のようなプランに加入することで、水没をはじめとするさまざまな損害から保護できます。
予期せぬ事故や故障が発生した場合でも、修理費用や交換費用の負担を大幅に軽減することが可能です。
しかし、AppleCare+の加入は、デバイス購入30日以内です。後から加入できますが、端末を購入して31日目以降は入れません。
そのため、他社のiPhoneの保険プランがおすすめです。
一部の保険会社ではスマートフォン専用の保険を提供しており、これに加入しておくことで、修理費用や交換費用の負担を軽減できます。
モバイル保険であれば、1契約で3台まで対応可能です。iPhoneだけでなく、Android端末も対象で、年間で最大10万円まで補償されます。
月額料金もたった700円(税込)のみ。iPhoneを購入して時間が経過しても申し込みできます。
→モバイル保険の公式サイトへ
万が一iPhoneを修理しても直らなかった場合の対処法
iPhoneが浸水や水没が原因で故障し、修理を試みても復旧しなかった場合でも、iPhoneは一定の価格で買取される場合があります。
故障したiPhoneでも、一部のパーツが機能していれば、修理や再販される可能性が高いです。
また、使える部品を再利用して、ほかのデバイスを修理することもできます。
Androidではこのような場合は、まずありません。iPhoneの独自の価値が分かるのではないでしょうか。
壊れたiPhone買取専門店「ジャンク品iPhone買取ストア」では、24時間365日いつでもオンライン上で審査を実施しています。
審査は無料なので、お気軽に問い合わせてください!
まとめ:iPhoneが浸水・水没した即修理へ
iPhoneが浸水・水没した場合、以下のような迅速な対応が不可欠です。
- 電源を切る
- アクセサリーやカバーを外す
- タオルで拭き取る
- 放置して乾燥させる
- SIMカードを抜く
- 修理に出す
上記を実施するだけで、iPhone本体が復旧する可能性が高まります。その上で下記まで修理に持っていきましょう。
- Apple Store(アップル直営店)
- Apple正規サービスプロバイダー
- iPhone修理 アイサポ
- iPhone修理ダイワテレコム
また、防水ケースの使用、定期的なデータバックアップ、そして保険や保証プランへの加入といった予防策も重要です。
これらの予防策により、万が一の事態に備えてリスクを管理し、安心してiPhoneを使用できます。
iPhoneが水没した際は、慌てずに冷静に対処し適切な行動を取りましょう。