地震で停電発生!どうする?緊急時に困らない地震への備えも解説!

本記事にはプロモーションが含まれている場合があります

「地震で停電!どうする?」

いざ停電がおきた場合、焦ってしまいますよね。

近年、自然災害が多発しており、首都圏直下型地震や南海トラフ地震など、近いうちに大地震が起きる予測もされています。

また、地震などの災害時に同時に起きるのが、「停電」です。

停電になると電気が全て使えなくなるので、今までの当たり前の日常も送れなくなってしまいます。

本記事では、停電がおきた場合(在宅時/外出時)の対応方法と、地震発生時の停電時にやるべき事や、

普段の日常から備えておくべきものについて、詳しく解説していきます。

目次

地震で停電になった!どうする?【在宅時】

まずはどこで停電が起きているかを確認します。

  • 家の近所も停電が起きていそうか確認→ 地域の電力会社へ確認する
  • 自分の家だけが停電している→ ブレーカーをチェック
  • 家の近所も停電が起きていそうか確認→ 自分が住む地域の電力会社へ確認する
  • 自分の家だけが停電している→ ブレーカーをチェック

<電力会社連絡先一覧>

  • 北海道電力:0120-060-327
  • 東北電力:0120-175-366
  • 東京電力:0120-995-007 (03-6375-9803)
  • 中部電力:0120-985-232
  • 北陸電力:0120-837-119
  • 関西電力:0800-777-3081
  • 中国電力:0120-748-510
  • 四国電力:0120-410-286
  • 九州電力:0120-986-306

災害などにより停電した時は、地域一帯が停電していることがほとんどですが、自分の家だけが停電なのかを確認しましょう。

電気機器の電源プラグを抜く

停電から復旧した後に、火災の原因になります。 電気ストーブやアイロンなど発熱する電化製品は、燃えやすいものに接触した状態だと、出火する危険もあるのでコンセントに差しっぱなしにせずに抜いておきましょう。

発電機は屋内では使用しない

発電機の排気には一酸化炭素が含まれているので、一酸化炭素中毒になる危険性があります。 特に冬場は通電後に動き出したヒーターが倒れて、 火災になるなど危険が高まります。

 

外へ非難する場合はブレーカーを落としていく

先程述べましたが、停電が復旧した後、電化製品から燃えやすいものに接触し、出火し火災の原因になるので、ブレーカーは落としてから避難しましょう。

通電火災をふせぐ

停電が復旧した後、転倒した電化製品に通電(電気が通る)して起きる「通電火災」が多く報告されています。

地震発生時の火災の原因の過半数がこの「通電火災」によるものです。

特に冬場は倒れたストーブやヒーターが原因で火災になった事例が多くあります。

このような火災を避けるために、地震発生時、避難する際はブレーカーをオフにし、電気電源コンセントを抜いてから避難しましょう。

冷蔵庫の開け閉めは控える

冷蔵庫の扉を開閉しなければ2時間程度であれば冷気はほとんど保たれるようです。

また、停電が長引くと食材が悪くなり食べれなくなってしまうので、非常食よりも先に冷蔵庫の中の食料品から消費した方がいいです。

 

停電が長時間続く場合

停電が長く続く場合、電気が止まっているため、PCが使えなかったり(NETが接続できない)、トイレの水が流せなかったり、スマートフォンの充電が足りない場合は充電ができなくなってしまうなど、生活に支障が出てしまいます。

そんな中で、停電時のトイレの流し方、携帯電話やスマートフォンの充電を長持ちさせる方法を以下にまとめました。

トイレを流す方法

停電時、トイレの水は自動では流れません。停電が長く復旧しない場合困りますよね。

そんな時は以下の方法でトイレを使用してみましょう。

<LIXIL・TOTOの場合>

浴槽などにためてある水や、バケツ1杯程度(6リットル位)用意し、便器内に勢いよく一気に流します。

水の量が少ないと流れないので、6リットル位の水の用意が必要です。

流れた後は、便器内の水がなくなっている状態になるので、元通りになるように3~4Lの水を注いでおきます。

ただ、便を一旦流す事はできても、排水管の途中で便が詰まってしまう事がありますので、2-3回使用した後には、バケツ2杯程度の水を流し、排水管が詰まらないようにしましょう。

<TOTO・手動レバーがあるタイプの場合>

停電が1日以内の場合、手動レバーを使用して洗浄ができます。

約20回の手動洗浄が可能になります。

<パナソニック 停電時のトイレの流し方>

パナソニックは、機種により停電時のトイレの流し方が異なります。

以下のページから確認できます。

地震・水害・停電・断水時の商品の取り扱いに関するご注意(住宅向け)

注意点として、トイレの排水管が壊れてしまっている場合は、水が流れず溢れたり逆流してしまうする可能性があるので、水は流す前に確認してから流しましょう。

スマートフォンを省電力モードにする

連絡や情報収集をする為に、スマートフォンは重要です。少しでも長く使えるように長持ちさせるようにしましょう。

  • スマホ画面(ディスプレイ)を暗くする
  • 「低電力モード」や「省電力モード」にしておく
  • 開いているアプリ画面など全て閉じておく

地震で停電になった!どうする?【外出時】

エレベーターの中で停電

ドアをこじ開けて出ると、転落する危険があるのでドアをこじ開ず、まずは待機しましょう。

閉じ込め防止機能があれば、最寄りの階へ自動運転されます。

ドアが自動で開くまで降りようとせず待ちましょう。

自動運転がされない場合は、エレベーター内設置の非常ボタンを押して外部へ連絡し、救助を待ちましょう。

信号のランプが消えている

交通誘導する警察官がいる場合は、誘導に従いましょう。

交通誘導する警察官がいない場合は、速度を十分落とし周囲を確認し譲り合いの精神をもって通行しましょう。

停電情報を確認したい時はどうする?

停電になったときに、詳しい停電情報を知りたい時は、各地域電力のHPで、停電情報を確認してください。

地震発生時の停電への備え

突然やってくる地震などの災害や停電に備えて、普段から準備しておいた方がよいものがあります。

災害に備えて準備しておきたい必要度が高い備蓄品を紹介するので、参考にしてください。

情報源の確保

地震等の災害時は「現在の災害状況」「支援」など、最新の情報を得るための情報源が必要になります。

しかし、停電すると、テレビやインターネットなどからの情報を得られなくなってしまいます。

その為、停電時でも使える電池式のラジオを1台は常備しておきましょう。

懐中電灯などの明かりの準備

夜間の停電に備えて、照明代わりになるものが必要です。

停電中でも使える懐中電灯や、LEDランタンなどがあると便利です。

ろうそくは火事の原因になるので、あまりお勧めできないですね。

モバイルバッテリー

停電時でも使える電池式のモバイルバッテリーや、太陽光のソーラーパネルの充電器などがあると便利です。

なかでも、ソーラー充電式バッテリーは太陽の光で充電できるため、長時間の停電時にはかなり役立ちます。

電池

乾電池は、ラジオやモバイルバッテリーなど色々な機器に使えます。

災害時は店舗に行っても、品切れになってしまう事があるので常にストックしておく事がおすすめです。

防寒対策・体調管理

停電時は、エアコンなどの暖房器具も使えません。

その為、冬場であれば、例えばカセット式ストーブなどの防寒グッズ、夏場なら電池式の小型扇風機などの熱中症対策をしましょう。

また、薬も入手できないなどがないように風邪薬などの常備薬のほか、必要な薬があれば避難時でも持ち出せるようにしておきましょう。

ただ、使用期限があるのでそこは注意が必要です。

食べ物・飲み物

地震などの災害での停電の場合、国や自治体の支援が始まるまでの間を乗り切る為、食料や飲料水は3日分の備えは必要だと言われていますので備蓄しておきましょう。

また、カセットコンロなどの調理器具があると、あたたかい食事をとることができるので役立ちます。

地震等の災害に備え、常備しておく備蓄品がまとめて詰まった「防災グッズ」を備えておくと望ましいです。

地震で停電中でも使えるポータブル電源(蓄電池)が便利!

短時間の停電であれば、スマホのモバイルバッテリーがあれば十分な場合もありますが、停電が長く続けば、すぐに充電もなくなってしまいます。

そんな時に役に立つのが、ポータブル電源(蓄電池)です。
蓄電池とは、充電して電気を貯めておくことができる一般家庭で使用できる二次電池・バッテリーのことです。

地震などの災害時に起きる停電時にも、非常用電源として使うこともできます。

また、通常時に利用する場合は、電気料金が安い夜間に充電し、電気料金が高い日中に蓄電池を使うと、電気料金の節約もできるメリットもあります。

停電対策の蓄電池は、非常時の備えとしてかなり役立つでしょう。

ポータブル電源がおすすめ

ポータブル電源は、スマホ用のモバイルバッテリーより長時間使用可能な電池になります。

通常は、車中泊やキャンプなどで使われたりもします。

ACコンセントが付いてるので、スマホだけでなく、冷蔵庫・テレビ・炊飯器など多様な電化製品に使えるので停電長期化の時にはかなり役にたってくれます。

ポータブル電源の選び方

蓄電池・ポータブル電源は、色々なメーカーから発売されているので、何を選べばいいか迷ってしまいますよね。

そこで、最低限押さえておきたい点だけご説明します。

  • 家庭用として複数の電化製品を使用する場合・・・ポータブル電源の定格出力量が1000W以上の物を選ぶ

使用したい電化製品の消費電力が、ポータブル電源の定格出力を上回る場合は繋いでも動作しないので、ポータブル電源の購入時は、「定格出力量」に注意が必要です。

※例えば・・・「ポータブル電源定格出力:500W」の製品を購入し、「使用する電化製品の消費電力:700W」の場合、動作しません。

同時に複数の電化製品を使用する場合は、合計の消費電力が定格出力よりも低くなっていないと動きません。

おすすめの大容量ポータブル電源

大容量のポータブル電源は、地震などの災害時/停電時や、キャンプなどのアウトドア時にも活用できます。
常備しておくとかなり便利です。

 

ポータブル電源があれば、いつでもどこでも電力を確保し、長時間の停電時などに大活躍します。

  • 車中泊に活用・・・正弦波なので炊飯器、冷蔵庫、電気毛布などに利用可能
  • 災害時に活用・・・非常電源として効果的
  • キャンプ、夜釣りなどのアウトドアにも・・・スマホやパソコンの電力を確保、電池が切れる心配なし

地震など災害中に用意しておいて助かったもの

実際に大地震を経験した人から備えておいてよかったというものを教えてもらいました。

  • ガスコンロ・カセットボンベ・・・暖かい料理が食べれると安心感を選られ心も落ち着いたとの事です。
  • 缶詰・・・保管に温度調整の必要がなく、開けてすぐに食べられる缶詰はいろいろな種類を持ってくとよさそうです。
  • 簡易トイレ・・・水が止まってしまうと、トイレも流せず本当に困るので簡易トイレの備えは重要です。
  • ・・・水道も止まってしまうと、料理や洗い物や何をするのにも水が必要なので、常備しておくことが必要。
  • 乾電池・・・情報取り入れる為に必要なラジオや電池式のランタンやスマホ用のモバイルバッテリーなど、色々なものに電池を使うので、予備はしておいたほうがいいです。
  • モバイルバッテリー/蓄電器(ポータブル電源)・・・携帯が使えないと基本的に連絡や情報収集もできなくなってしまいますので、スマホ用にモバイルバッテリーが必須です。また、長時間の停電になった時は、蓄電器(ポータブル電源)があれば電化製品も使えるのでかなり役に立ちます。
  • 防寒アイテム・・・真冬など避難する時に、毛布やブランケットなどあると寒さをしのげます。
  • おむつ・・・子どものおむつが必要。ないと困ります。
  • メガネ・・・普段、コンタクトの人が慌てて外へ避難した時にコンタクトを持ち合わせてないと危険です。すぐに持ち出せるようにメガネの準備もしておいた方がいいですね。
  • 現金・・・地震や停電時は、PayPayやメルペイなどの電子マネー決済ができません。特におつり不足なってしまう店舗もあるので、小銭を多く持っていると便利です。

停電情報の詳細確認は、住んでいる地域の電力会社へ確認なので、携帯の電話帳に登録しておくと良いですね。

また、地震等の災害や停電は突然やってくるので、解説してきた通り備えをしっかりしておき緊急時も困らないようにしていおきましょう。

まとめ

災害時は、自分やご家族の命を守る優先で落ち着いて行動しましょう。 地震などで停電したときにまずやるべきことは以下にまとました。

  • 電気機器の電源プラグを抜く
  • 発電機は屋内では使用しない
  • 外へ非難する場合ブレーカーを落とす
  • 冷蔵庫の開け閉めは控える
  • スマートフォンを省電力モードにする
  • 懐中電灯など明かりの準備

停電情報の詳細確認は、住んでいる地域の電力会社へ確認なので、携帯の電話帳に登録しておくと良いですね。

また、地震等の災害や停電は突然やってくるので、解説してきた通り、備えをしっかりしておき緊急時も困らないようにしていおきましょう。

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

幼少期に阪神淡路大震災を体験し、20代前半に起こった東日本大震災では、北関東で間接的な被害を受けました。
断続的な停電や断水をなどを経験した事で得た豆知識を、少しでも世間の方の助けになればと執筆しています!

目次