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【地震発生時】絶対にやってはいけないこと!NG行動とは?
地震はいつだって突然襲ってくるものです。
気を張っていても、深夜や朝方の突然の地震や緊急速報のアラームにパニックになってしまう方も少なくありません。
皆さんは地震や災害の備えや対策はどれくらいの知識と対策をされているでしょうか?
今回の記事では、事前に知っておきたい「地震発生時に絶対にやってはいけないこと」「地震発生時に気をつけるべきこと」についてくわしく解説しています。
地震発生時に絶対にやってはいけないこと
いざ、地震発生時はパニックになり冷静な判断ができなくなる可能性があります。
そんな時についやってしまいがちな危険な行動をいくつかご紹介します。
『慌てるな』というのも無理があると思いますが、どれだけ冷静な判断ができるかで、その後の行動が変わってきます。
地震発生時にやってはいけないことを知らずにやってしまったら、火災などの二次災害を起こしてしまう可能性があり大変危険なので、事前にしっかりと頭に入れて対策しておきましょう。
地震発生時やってはいけないこと①電気関連に注意
地震発生時、目に見えないところで危険が迫っている場合があります。
それが「通電火災」です。通電火災とは、停電後の復旧によって電化製品を使おうとしたときに電化製品から出火してしまう火災のことです。
地震のショックで配線が傷ついていたり、切れていたりする場合、ショートなどが原因で発火してしまう恐れがあります。
また、万が一ガス管が地震のショックで損傷してしまっていたら、ガス漏れを起こしてしまっているかもしれません。
地震が収まったときに匂いや目で見て確認して回ることをおすすめします。
上述の通り、地震発生後はガス漏れしている可能性がありますので、外出先から帰宅した場合はすぐに電気をつけるのは絶対にやめましょう!
帰宅後に電気をつけた瞬間、火災や爆発が起きてしまう恐れもあります。
まずは窓を開けて換気をするようにしましょう。
また避難する場合は、必ずブレーカーを一旦落として避難するようにしましょう。
地震発生時やってはいけないこと②ブレーカーを上げっぱなしにする
前述の①と重なる部分ではありますが、ブレーカーに気をつけましょう!
地震発生直後は大規模な停電が発生することがあります。
その際にブレーカーを上げたままにしておくと、通電火災が起こる可能性があり、大変危険です。
通電火災とは、停電からの電力復旧の際に、電化製品が再び稼働し出火する火災のこと。
損傷した配線や機器に再通電することにより発火したり、転倒したストーブなどの電化製品に可燃物が接触した状態で再通電し、着火したりします。
避難するときは必ずブレーカーを落とすことを忘れないようにしましょう。
地震発生時やってはいけないこと③部屋の中を裸足で歩く
地震の程度によりますが、棚が倒れてしまっていたり、窓ガラスが割れてるかもしれない状況では、地震がおさまったときでもむやみに裸足で動き回らないことです。
日本人は昔から家は靴を脱いで上がる習慣があるので裸足の方が多いかと思います。
日頃からスリッパをはく習慣をつけておくと、災害時に足を守ることになります。
また、身近なところに靴下とスリッパを置いておくのも良い方法かもしれません。
地震発生時やってはいけないこと④火を使う(コンロやライターを利用する)
上述の通り、地震発生後はガス漏れが起こっている可能性があるため、新たに火を使うことも避けましょう。
停電時に使ってしまいがちなロウソクの火も漏れていたガスに引火して火災になるケースが多く、危険です。
火はつけないようにしましょう。
よくある行動として
- 停電時に明かりがなくてロウソクに火をつける
- タバコを吸うために火をつける
- カセットコンロを使って料理を作る
など。
地震発生時やってはいけないこと⑤エレベーターを利用する
マンションにお住いの方であれば、備え付けのエレベーターがあるかもしれません。
地震が発生したあと、避難のためにエレベーターを利用するのはとても危険です。
もし万が一再び地震が起こるとエレベーターが停まってしまい閉じ込められる危険性があるからです。
- 少しでも早く我が家に戻って家族の無事を確かめたい
- 早く非難をしたい
お気持ちは非常にわかりますが、非常階段を使いましょう。
再び揺れることを想定し、避難するときには慌てず階段の両端に沿って昇り降りをすることが大切です。
地震発生時やってはいけないこと⑥すぐ車から飛び出す
クルマを運転中のときや、クルマの中にいるときに地震にあったら、慌てて外に出ず車内にいた方が安全です。
慌てて飛び出してしまうと、建物からの落下物から身を守ることができません。
揺れているときは満足に歩くこともできないので、揺れが収まるまで車内で身を潜めておきましょう。
揺れが収まって避難する場合、クルマを置いていかなければならない状況では必ず『ドアはロックせず、キーは指したまま』避難することです。
緊急車両の妨げになった場合、動かすことができないためです。
またクルマでの避難は要らぬ渋滞を招くことになりますのでやめましょう!
地震発生時にやるべき行動も頭に入れておこう!
それでは、地震発生時にはどのような行動をとるべきなのでしょうか。
地震発生時の正しい行動をシチュエーションにあわせてご紹介します。
家の中にいる場合
- クッションなどで頭を守る
- テーブルの下に隠れて落下物から身を守る
- 火元を確認する
- 避難出口を確保する
まずは自分の身を守ることを第一優先してください。
地震発生中に無理して火を消そうとすると、落下物で怪我をして、逆に危険です。
揺れがおさまってから火事などの二次被害を防ぎましょう。
また、地震が起きた時の基本行動として重要な事は、「慌てて外に飛び出さない」ことです。
玄関扉を開ける
自宅で地震が起きた時に、ドアが開かず閉じ込められてしまう場合もあるので、可能であれば玄関扉を開けに行きましょう。
気象庁の解説によると、震度6弱の地震で「ドアが開かなくなる場合がある」と発表されています。
上述の通り、慌てて外に飛び出してはいけません。
火を止めるのは揺れが収まった後
地震発生時、特に揺れが大きい場合は、先ほど説明した通り身の安全を守る事が第一優先ですが、揺れが少し収まったらすぐ火を止める行動をしましょう。
阪神大震災の時もそうですが、建物倒壊などによる揺れによる被害よりも、火災による被害・焼失がの方が大きかったという事例があります。
自宅/マンションから避難する際は、必ず火を止め・ガスの元栓も締めていきましょう。
避難時はブレーカーを落とし電源コンセントは抜く
地震発生時の火災の原因になるので、電気ストーブなど発熱する電化製品は、燃えやすいものに出火する危険もあるので必ず電源コンセントを抜き、同時にブレーカーを落としてから避難するようにしましょう。
スマートフォンを省電力モードにしておく
連絡や地震の最新情報を収集をする為に、スマートフォンは重要になります。
少しでも長く使えるように、省電力モードにして長持ちさせるようにしておきましょう。
事前に頭に入っていて、冷静になっていれば、この辺の対策もしっかりと行えるでしょう。
オフィス・ビルの中にいる場合
- 窓のそばから離れる
- 机の下に隠れる
- 避難時は階段を使う
オフィスにはキャビネットや機器などたくさんのものがあるので、転倒や落下物に注意しましょう。
上述の通り、エレベーターは余震や停電で停止する可能性があるので、避難の際は高層階でも階段を利用しましょう。
屋外にいる場合
- バックなどで頭を守る
- 電柱や高い塀、古い建物には近寄らない
- 公園などの広い場所へ移動する
- 海沿いの場合はすぐに高い場所に避難する
落下物などの危険性がない駐車場や公園へ避難しましょう。
広い場所が近くにない場合は、新しい鉄筋コンクリートのビルなど頑丈な建物の中へ避難しましょう。
また、海沿いの場合はすぐにできるだけ高い場所へ避難するようにしてください!
車の中にいる場合
- 急ブレーキに注意する
- 揺れがおさまるまで車内で待機する
- 避難するときは、車を路肩に寄せ、鍵を挿したままにする
揺れがおさまるまでは車内で待機し、揺れがおさまったら車を置いて避難しましょう!
ドアのロックは開けたまま、鍵も差したまま置いていきましょう。
車が邪魔になったときに移動できません。緊急車両の妨げにならないようにしましょう。
予め少しでも地震発生に備えた対策を!
家の中でできる地震対策や普段からしておくべきこと、事前に備えておくことで地震による被害を最小限に抑えることができます。
家具の固定
内閣府によると、地震によるけがの原因の3割~5割位が「家具の転倒」によるものと言われています。
マンションの高層階であればあるほど揺れは大きくなるため、家具の下敷きになってしまう危険も高くなります。
そこで、自宅での家具の転倒・落下防止対策をご紹介いたします。
- 物が置いていない部屋の確保
クローゼットや収納家具に収納するなどして、できるだけ家具類を多く置かない事が理想です。
緊急地震速報が鳴った時、すぐに物が置いていない部屋に移動にする事が望ましいです。 - 家具の転倒・落下防止対策はネジ止めが基本
壁にL型金具を使用して、家具をネジ止めする事が基本です。
ネジ止めが難しい場合は、突っ張り棒とストッパー式、突っ張り棒と粘着マットを使用して家具を固定しましょう。 - キャスター付き家具はロック
移動時以外はキャスターをロックしておきます。
キャスター付きだけど移動する事がない家具は、壁や床に着脱式ベルトなどで固定しておきましょう。 - テーブル・イスの滑り止め
テーブルやイスなどは、地震時に移動しないようにしておくのが基本です。
粘着マット、滑り防止マットなど使用して設置しましょう。
転倒・落下防止器具一覧
- L型金具
家具と壁を木ネジ、ボルトで固定します。
下向き取り付けが式が、最も強度が高くなっています。 - ポール式器具(突っ張り棒)
ネジ止めが不要で、家具と天井の隙間に設置可能です。
粘着マットやストッパーとの組み合わせをする事で強度が高くなります。 - 粘着シート(マット式)
粘着性のゲル状のもので、家具と床を接着させることができます。 - 着脱式移動防止ベルト
キャスター付き家具を壁につなげ、移動する事を防ぎます。 - チェーン
つり下げ式の照明などをチェーンやワイヤーなどで結び落下を防ぎます。 - ストッパー
家具底面の前部にくさびを挟み込み、家具をフロアではなく壁際に傾斜させ危険を防ぎます。 - キャスターの下皿
キャスターの下にセットし、移動を防止します。 - ガラス飛散防止フィルム
ガラスや窓に貼るフィルム。割れた際の破片飛散を防ぎます。
停電への対策
規模が大きい地震発生時に同時に起きる事が多く、非常に厄介なのが「停電」です。
停電になれば、電化製品は一切使用できなくなり、が長引くほど私たちの生活には大きな支障をきたしてしまいます。
【停電時に不便になる事】
- エアコンや冷蔵庫・炊飯器など、全ての家電が使えない
- 状況によって水も止まる
- PCでのインターネットが利用できなくなる
- 医療機関や交通機関が使用できなくなる
など、普通の生活ができなくなってしまうので、地震発生時の停電対策として備えておくと役に立つものを紹介します。
停電時に備えておくと役に立つもの
- 情報収集の確保
地震が発生し、停電になった場合は、電気が止まっているためTVやインターネットが使えません。
そんな中でも、「災害の状況」「救助情報」など、情報源を確保する必要があります。
停電になっても使える乾電池式のラジオを1台は用意しておくとよいでしょう。 - 懐中電灯などの照明
地震が夜に起こり、停電になった場合は部屋の中は真っ暗で足場などが見えずらく危険です。
その為、一台は懐中電灯を擁しておけば部屋の中を照らすことができます。 - モバイルバッテリーや蓄電池
災害時に、情報収集や連絡を取る為、スマホの重要性はかなり高くなります。
しかし、停電が長引く場合など充電が切れてしまいますので、モバイルバッテリーや蓄電池を用意しておくとかなり役に立ちます。
蓄電池とは一定量の電気を充電して貯めておける事ができる装置が蓄電池です。通常時は、キャンプなどにも利用でき、蓄電池の需要は増加傾向にあります。 - 乾電池
地震など停電時用の備えとして、1週間分程度の乾電池を用意しておくと安心です。
ラジオ(約2本)・灯り(3本)・スマートフォンの充電用(12本前後)を使用します。
停電が長引くく場合でも切れないように、乾電池は40本前後を備えおきたいですね
地震による停電対策にはポータブル電源&ソーラーパネル
地震が起きたことで停電になった場合、今まで何気に使っていたもののほとんどが使えなくなってしまいます。
ライフラインが滞ることで不安定な生活を余儀なくされてしまうでしょう。
一番不可欠なのは、スマホなどの連絡手段が立たれることですよね。こんなとき、ポータブル電源があれば、電力を数日間供給できるのでとても便利です。
おすすめのポータブル電源は「Jackery(ジャクリ)」
一家に一台ポータブル電源はあったほうがいいと思います。
ポータブル電源は、モバイルバッテリーと違い大きな容量を持った、様々な家電にAC電源を供給できる電源です。
家庭用コンセントが使えるようになるので、一部小型の家電製品の電力を十分賄ってくれるので、不便な生活をせずに済むことができます。
「ポータブル電源はどこのメーカーを買ったらよいのかわからない」
という方であれば、「Jackery(ジャクリ)」製品を購入すると安心です。
地震発生時に絶対にやってはいけないことまとめ
- 電気関連に注意
- ブレーカーを上げっぱなしにしない
- 部屋の中を裸足で歩かない
- 火を使わない(コンロやライターを利用しない)
- エレベーターは使わない
- 車内で地震が来たときは飛び出さない
以上解説させていただきました。
まだ準備できていない方は、この機会に少しずつでも揃えていくようにしましょう!