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【地震が少ない県】はどこ?過去100年で震度4以上の地震が少ない県を紹介
地震大国の日本。昨今も各地で地震は発生しており、特に南海トラフ巨大地震や首都直下型地震への警戒は高まっているのではないでしょうか。
そんな地震大国の日本においても、地震が多い県、地震が少ない県は存在するのか?
そんなことがふと気になった方もいるのではないでしょうか。
こちらの記事では気象庁の地震データベースを元に過去100年で「最大震度4以上」を記録した地震が少ない順をランキング形式に並べてみました。
ぜひ参考にしてください!
地震が少ない県は?
約、過去100年分の震度4以上の発生状況を気象庁の震度データベースで調べ、地震の少ない県の上位を下記の表にまとめました。
少ない順 | 県域 | 発生回数 |
---|---|---|
1位 | 佐賀県 | 14回 |
2位 | 岡山県 | 19回 |
3位 | 富山県 | 22回 |
4位 | 滋賀県 | 25回 |
5位 | 大阪府・香川県 | 26回 |
6位 | 福岡県 | 28回 |
7位 | 島根県 | 29回 |
8位 | 徳島県 | 30回 |
9位 | 奈良県 | 31回 |
10位 | 福井県・山口県・高知県 | 37回 |
- 1919年1月1日(全期間)~2024年6月29日
- 最大震度4以上の地震
震度4以上の揺れはどれくらい?
震度とは、地震のゆれの強さを表す指標で、日本では震度0から震度7までの10段階で分けられています。
震度7の地震とは最大震度の巨大地震ということです。
震度4の地震・揺れが発生した場合
- ほとんどの人が驚く。
- 電灯などのつりさげ物は大きく揺れる。
- 座りの悪い置物が倒れることがある
震度0から震度7!震度に伴う揺れの違い
次のようになります。
震度 | 揺れの状況・体感の仕方 |
---|---|
震度0 | ほとんど感じない |
震度1 | 建物の中で静かにしているときにわずかに感じることもある |
震度2 | 建物の中で静かにしているときに大半の人がはっきりと感じる |
震度3 | 建物の中ではほとんどの人が揺れを感じ立ち止まる程度 |
震度4 | ほとんどの人が驚く 電灯などのつりさげ物は大きく揺れる 座りの悪い置物が倒れることがある |
震度5弱 | 大半の人が恐怖を感じる、物につかまりたいと感じる 棚にある食器類や本が落ちることがある 固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある |
震度5強 | 物につかまらないと、歩くことが難しい 棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる 固定していない家具が倒れることがある 補強されていないブロック塀が崩れることがある |
震度6弱 | 立っていることが困難 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある 耐震性の低い木造建物は、瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある |
震度6強 | はわないと動くことができない 固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる 耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものが多くなる 大きな地割れが生じたり、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある |
震度7 | 耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものがさらに多くなる 耐震性の高い木造建物でも、まれに傾くことがある 耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では、倒れるものが多くなる |
地震が少ない県でも油断せず地震対策を!
約過去100年の地震のデータから震度4を超える大きな地震は、最も少ない佐賀県では14回ということが分かりましたね。
それでも、地震の少ない佐賀県でも震度6弱の地震が発生している事実があるとおり、突然大きな地震に見舞われる可能性も少なくはありません。
地震の多い地域でも少ない地域でも、地震大国日本に住む以上は地震に遭う可能性があることを認識して油断せずしっかり対策を取りましょう。
まずは家具を固定しよう
建物の耐震補強は非常に重要ですが、室内の対策もおろそかにしてしまうと、家具が倒れるなどして怪我してしまう可能性があります。
実際、近年の地震による負傷者の30~50%は、家具の転倒や落下が原因です。
家具の転倒や移動などによって怪我しないように、以下の家具を固定して地震対策を行うようにしてください。
家具の転倒や移動などによって怪我しないように、以下の家具を固定して地震対策を行うようにしてください。
・家具の転倒・落下・移動対策の基本
・キャスター付き家具
・テーブルとイス
・冷蔵庫
・テレビ
上記のポイントについてそれぞれ解説するので、内容をよく確認するようにしましょう。
家具の転倒・落下・移動対策の基本
家具の転倒や落下、移動を防ぐためには、
以下の4つのポイントがあります。
・部屋にものを置かない
・避難経路を考えて家具を配置する
・火災などの二次災害を起こさないように配置する
・ネジ止めをする
上記のポイントについて解説するので、自宅の家具の配置などを確認してみましょう。
部屋にものを置かない
1つ目のポイントは、部屋にものをなるべく置かないことです。
そもそも家具が少なければ、倒れる危険性も少なくなります。
そのため、納戸やクローゼットなどの家に据え付けの収納に、納めることが重要です。
それでも家具を置かざる得ない場合は、家具の上にものを置かないようにしましょう。
家具の上にものを置いてしまうと、落下して怪我するリスクが高くなってしまいます。
避難経路を考えて家具を配置する
2つ目のポイントは、避難経路が確保できるように家具を配置しておくことです。
部屋の出入口や廊下などに家具を置いてしまうと、地震によって家具が倒れてしまい、避難経路が塞がれてしまう危険性があります。
また、タンスなどを設置している場合には、引き出しが飛び出してしまう危険性もあるため、入口の方向に向かないように設置位置を調整することも重要です。
家具を適当に配置していると、上記のようなリスクがあるので、現在の家の家具配置に問題がないかを確認するようにしましょう。
火災などの二次災害を起こさないように配置する
ストーブなどの発火の恐れがある家電や機器に、家具などが転倒して触れてしまうと、火災などの二次災害を引き起こす可能性があります。
このため、万が一でも家具が発火の恐れがある家電や機器に触れないように、配置を考えておくことが必要です。
当然、ストーブなどの発火する可能性がある家電自体が倒れたり、落下しないようにすることも、重要なポイントになります。
ネジ止めをする
できれば、家具が倒れないように家具を固定します。
固定の仕方は、壁にL型の金具でネジ止めすることが最も確実な方法ですが、賃貸物件などでは壁に穴をあけることになるため、難しいでしょう。
そういった場合は、突っ張り棒と粘着マットなどを組み合わせることで倒れにくくなります。
キャスター付き家具
日常的に動かす可能性があるキャスター付きの家具は、移動時以外はキャスターが移動できないようにロックをします。
特に、キャスター付きの家具であっても、定位置が決まっており移動することがないケースでは、床に着脱式のベルトなどを設置して固定する方法がおすすめです。
なお、キャスターの下にポール式器具を設置する方法や、下皿を設置する方法でも固定することができます。
こういった形で固定することで、地震が起きたとしても家具が固定されているため、怪我の防止につながります。
テーブルとイス
テーブルやイスなどの背の低い家具なども移動防止対策が必要です。
地震が起きた際に移動してしまうと、部屋の入口を塞いでしまい、迅速な避難ができなくなってしまう可能性があるためです。
そういった事態にならないためにも、移動対策として粘着マットや滑り防止マットの設置を検討してみてください。
冷蔵庫
冷蔵庫には、さまざまな固定具がありますが、ベルトで固定するタイプのものがほとんどです。
しかし、ベルトで固定するタイプの固定具は、金具を壁面や床面にビスで固定する必要があり、賃貸には向きません。
また、一軒家でも、ビスを壁に直接打ち込むとビスが抜け落ちてしまうケースも多く、壁の中にある下地を探して打ち込まなければならないという注意点もあります。
こういった賃貸や下地を探すのが困難といった場合は、粘着テープや突っ張り棒で支えて固定する方法を検討してみてください。
完全に固定することはできず、大規模な地震が起きてしまうと、突っ張り棒や粘着テープを使用していても倒れる可能性はありますが、全く効果がないわけではありません。
突っ張り棒や粘着テープも、転倒までの時間を稼ぐ役割は果たしてくれるため、設置する価値は十分にあります。
テレビ
テレビの固定方法にも、さまざまな方法があります。
例えば、以下のような種類です。
・底面にジェルを貼り付け固定するタイプ
・ベルトで固定するタイプ
・粘着シートで固定する
一言にテレビといっても、テレビ台に置くタイプや壁掛けタイプ、画面だけを置くタイプなど、家庭によりさまざま設置方法があるため、設置方法にあった固定方法を選ぶことが重要です。
ちなみに、ジェルタイプや粘着シートタイプは耐用年数が定められており、長期間使用していると、粘着力が弱くなってしまうので、注意する必要があります。
粘着力が弱くなったと感じたら、もしものことが起こる前に交換するようにしましょう。
水道が止まった場合に備えて断水対策しよう
いざ、水道が止まり断水したら復旧までどのくらい時間がかかるの?
その間に必要な生活用水、飲料水の備蓄はどれくらい必要なの?
詳しくは下記からご覧ください。
停電に備えて対策をしよう
電気なしの生活なんて考えられないですよね、、、
大震災が起きた場合は電気の復旧が長期にわたる事もあるため、しっかりと備えておくことが大切ですが、具体的にどのような対策をすれば分からないという方も少なくないはずです。
そんな方のために停電の原因と効果的な停電の対策方法、あると便利な対策グッズなどを紹介していきます。
地震が少ない県まとめ
約過去100年の地震のデータから震度4を超える大きな地震は、最も少ない佐賀県では14回ということが分かりましたね。
それでも、地震の少ない佐賀県でも震度6弱の地震が発生している事実があるとおり、突然大きな地震に見舞われる可能性も少なくはありません。
地震の多い地域でも少ない地域でも、地震大国日本に住む以上は地震に遭う可能性があることを認識して油断せずしっかり対策を取りましょう。
最低限の備えを準備するためにも、「災害時に無くて困った」、災害時に必要な便利グッズなどを紹介していますので、詳しくは下記からご覧ください。